毒母 毒親 

毒母の娘たまこのブログ

大人になっても毒母に苦しむ人を助けたい、たまこです。

毒親から教わったことを拭い去る方法について。

こんにちは。

たまこです。

 

私たちは、生まれた時から自分の親を毒親だと、認識していたわけではありません。

幼い頃の私たちにとって、両親は唯一無二の大切な大人です。

最も信頼できる大人だったはずです。

彼らがいなければ、私たちは衣食住を賄うことができません。

自力で生きることは無理ですから、彼らのサポートなしには、死んでしまいます。

そういった必要に駆られていることもありますが、同時に、両親が大好きだったのです。

彼らに好かれようと、一生懸命努力してきました。

最初から他人を疑うなんて、幼い子供は決してしませんし、両親を毒親だなんて感じていません。

私は今でも母が嫌いなわけではありません。

会話が成り立たないことが心底悲しく、あまりにも残念なだけです。

永遠の片想いなんです。

 

ですから、大好きで信頼している人が教えてくれたことを、子供だった私たちは疑うことなく正面から受け止めて信じますし、その通りに行動しようと考えます。

信頼とは、そういうものです。

長い年月をかけて、親から聞かされたことは、自分の中に染み付いていきます。

「そんなことをしたら笑われる」

「お前の目の動きひとつで、何を考えているか全部わかる」

私はそう信じ、他者から笑われないようにして生きてきてしまったのです。

無意識のうちに、他人に笑われないということが、行動の基準になっているのです。

ですから、それが嘘だと気づき、染み付いた教えを拭い去ることは、並大抵ではありません。

教えられたことが間違いだなんて、まず気づくことができないでしょう。

運良く気づけたとしても、そんな自分を崩すのは更に大変と、少なくとも2段階の壁があります。

常に自分の中にあった信頼していた相手を切り離すのですから、痛みが伴います。

気づいて、払拭できたら、それはもう奇跡と言っても良いくらいです。

 

中には毒に気づかずに一生を終わる方もいることでしょう。

痛みが少なくてすみ、そういう人生もありかもしれません。

でも、できることなら、気づいて、取り去って、嘘の教えに従った人生から足を洗う方が、私は幸せだと考えています。

そうでなければ、自分を生きることができないからです。

 

では、嘘に気づき、取り去るには、どうすれば良いのでしょう。

2つ方法があります。

ひとつは、自分が今感じていることに気づき、常に尊重すること。

ツライ、悲しい、悔しい、怒り、諦めなど、

自分の中に、どんな感情があるのか、

自分が今、どんなことに気づいているのか、

あなたは知っていますか。

その感情を偽らずに、行動する事です。

大人になったあなたなら、できるはずです。

 

もう一つは、色々なものに触れて、体験して、

自分の知識を広め、深める事です。

そうする事で、何かおかしい、ということに気づけるようになるからです。

母にはAと言われたけれど、先日読んだ本ではBと書かれていたな、という風に、気づくことができるかもしれません。

そういう違和感に敏感になり、そして、

違和感を感じている自分の感性を信じて、従うこと。

それに尽きるのではないかと思います。

 

でも、難しいんだよね。

真面目だからこそ、信頼する人に言われたことを真に受けて、疑いもせず突き進んでしまう、

私たちはとても良い人なのです。

だからこそ、毒親問題を大人になっても引きずってしまうのです。

親を毒だなんて言うことに、罪悪感も湧いてきます。

 

だけどね、起きている事実を、真正面から受け止めるだけのことなんです。

親に日々聞かされてきたのは事実。

私がツライと感じていたことも事実。

生き辛さから、真に毎日を楽しめていないと感じていたことも事実。

事実をありのまま認めるだけなんです。

その改善のために、一歩踏み出すことは、なんら悪いことではありません。

勇気を持って、毎日が楽しくて仕方がないループに入りましょうよ。

大人になったあなたなら、できますよ。

 

そうそう、先日、六本木ヒルズの毒母「maman」の真下に立ってみました。

夜だったこともあり、動かないと知っていても、不気味でした。

長すぎる蜘蛛の足でそれとなく囲われたように感じるその空間から、出てはいけないような恐怖感がありました。

お腹の中には、白い卵らしきものもあって、毒親育ちがどんどん増えてしまうことをイメージして、ちょっとキツかったです。

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反対側を振り向けば、なんと明るい村上隆さんの「お花の親子」。

夜でも変わらぬ笑顔で、なんだか励まされて帰宅しました。

期間限定設置の「お花の親子」ですが、このままずっといて欲しいなぁ。

これ以上毒親育ちが増えないように、「maman」を牽制して欲しいものです。

 

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