毒母 毒親 

毒母の娘たまこのブログ

大人になっても毒母に苦しむ人を助けたい、たまこです。

毒親を許す努力より離れる努力をしよう。

こんにちは。

たまこです。

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よく、毒親育ちの私たちに対して、

毒親を許しましょう」と仰る方がいます。

私は毒母を許しているのか。

いいえ。

もはや、許すとか許さないとかいう次元ではありません。

彼女は、私とは人種が異なるのです。

許す許さないの前に、交流しない、のです。

かかわらないのです。

許すより、ある意味もっと冷たい関係です。

大人の関係なのです。

「許さない」と言っているうちは、まだ毒親との関係改善を望んでいるのです。

 

私は、とうの昔に、関係改善をあきらめました。

努力したところで無理だとわかったからです。

私と彼女は別の人間。

彼女を尊重して、関わらない決断をしたのです。

 

他人に対して腹を立てていると疲れます。

毒親に対しても同じです。

 

私の意志を尊重してほしかった、

自由に行動させてほしかった、

テストで100点をとったらほめてほしかった、

もっと話を聴いてほしかった、

着るものを自由に選ばせてほしかった、

友人の悪口を言わないでほしかった、

もっと応援してほしかった、等々、

 

そんな風にしてもらえていたなら、

もっと幸せな幼少時代を送ることができたのに、

自己肯定感を高められたのに、

自分に自信がもてたのに、

新しいことにどんどんチャレンジできたのに、

大人になっても悶々と悩まずに済んだのに、

 

そうできなかったのは、毒親のせいだ。

私を不幸にしたのは毒親だ。

絶対に許さない。

そんな風に考えていると、疲れます。

毒親にまだ何かを期待しているからです。

関係を改善したいと思っているからです。

 

「自分とは違う人間だから、やむを得ない。

残念だけれど、離れよう。」

辛い決断ですが、この方が未来が開けます。

あなたの人生を歩むことができます。

許せないと怒っている時間がもったいない。

関係改善にこれ以上時間と労力を割いて、

打ちのめされて、辛い気持ちになるのはもう終わりにしましょう。

これまで十分戦ってきたのですから。

 

「僕らはまだ先の長い旅の中で
 誰かを愛したり 忘れたり
 色々あるけど
 いつの間にかこの日さえも懐かしんで
 全てを笑うだろう
 全てを愛すだろう」

 

藤井風さんの曲「旅路」の一節です。

全てを笑い、愛す、

こんな境地にたどり着けたら、平和な気持ちで生きられます。

 

「目にしてきた
 手に触れてきた
 全てに意味はあるから」

 

そういわれると、元気が出ます。

無駄に過ごしてしまった時間ではないのなら、悔やまずにすみます。

目にしてきた、手に触れてきた毒親との日々。

決して良い思い出ではありません。

でも、きっと何か意味がある。

それを見出せるのは、あなただけなのです。

あなたは、どんな意味を見出しますか。

 

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