こんばんは。
たまこです。
以前の私は、自分のためにお金を使う事に、
抵抗感がありました。
好きな服を買う、
好きなカフェに入る、
好きなコンサートに行く、
など、お金を使ったその時は良いのですが、
後から、こんなに使うべきではなかったのではないかと、考えてしまうのです。
大人になってからも、暫くはそんな感覚がありました。
私の場合、例外はビジネススクールや習い事に費やすお金でした。
勉強代には、後ろめたさがありませんでした。
勉強なら良いけど、
服やカフェやコンサートは娯楽だ。
「お前は怠けているのではないか」
そんな声がしていました。
その時の気持ちと向き合うと、
どこかで母の声がしていると気づきました。
「やめなさい、そんなこと。
笑われますよ。」
いつの間にか、
母の承認することのみを選択する自分に、
引き戻されるような感覚になっていました。
母がいい顔をしなくたって、
私がしたいことを、堂々とやればいいのです。
何も悪くありません。
それなのに、自分が喜ぶ事をする時、
後から罪悪感が湧いてくるのです。
「こんな事をして良かったのか」
「もっと努力しなければダメなんじゃないか」
「自分を甘やかしているのではないか」
勉強以外にお金を使う時、いつも葛藤があったのです。
あいにくの雨。
ところが、この雨が最高でした。
土砂降りではなく、ポツポツ落ちる程度の雨。
森の香りが、晴れの日の何倍もします。
大きく鼻から息を吸い込むと、
それだけで、体が喜ぶ感覚があります。
ビニールのフード付きのカッパを着て、
長靴を履いて、
森のなだらかな斜面をゆっくり歩きます。
一歩踏み出すと、ミシミシっと少し地面が凹むくらいふかふかです。
木肌は、雨でしっとりしています。
何の木か忘れましたが、背の高い針葉樹にもたれて、暫く目を閉じます。
被っているフードに時々あたる、
ポツッ、ポツッ、という雨音。
「大丈夫だよ。」
「何を感じているの。」
「私たちは、一緒だよ。」
雨が、森が、自然が、地球が、
そんな風に話しかけてくれた様でした。
地球の一員として、地球に包まれた様な感じがしました。
ちょっと涙が出そうになりました。
森林セラピーは、正に自分が心地よいものでした。
心地良いと、心が満たされます。
幸せだなぁと。
満たされているほど、幸せオーラが出て、
他者への影響力が高まります。
まずは自分が幸せでなければ、
なかなか他者を幸せにはできません。
心にゆとりがなければ、
自分の不安を埋めることで精一杯になってしまうからです。
だから、自分が喜ぶ事をするのは、何も悪くありません。
罪悪感を感じる必要はありません。
どんどん幸せになって、
他者のためにできる事をしていきましょう。
幸せなら、それだけでエネルギーが湧いてきます。
他者を思うゆとりができます。
自分らしく生きるって、そういう事なんです。
心にゆとりがあると、感性が研ぎ澄まされます。
目前の事象を見るだけでなく、
その背後にある事情や歴史に想いを馳せることが出来ます。
そうすると、世の中が違って見えてきます。
自分が喜ぶことをして、満たされて、誰かの役に立てる。
本来人間は、自然にそうできる様になっているのですね。
だから、本来の姿で、好きなこと、楽しいこと、沢山しましょう。
何も悪くありませんよ。
貴方が幸せである事が、他者のためでもあるのです。
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