毒母 毒親 

毒母の娘たまこのブログ

大人になっても毒母に苦しむ人を助けたい、たまこです。

毒親について書かずにはいられない理由。

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はじめまして。

たまこです。

 

先日、NHKクローズアップ現代プラスで、毒親を扱っていて驚きました。
www.nhk.or.jp

子供のころ親から日々聞かされていた言葉に悩み、苦しんでいる人はきっとたくさんいるに違いないと思っていました。

「そんなことをしたら他人に笑われるよ」

「お前の目の動き一つで、何を考えているか全部わかる。」

私はそういわれて育ちました。

いい大人になっても、このような言葉の呪縛から解かれることができず、誰にも言えず、悶々としている人がたくさんいるに違いないと思っていました。

でも、まさか、NHKが題材として取り上げるとは思ってもみませんでした。

なぜなら、日本では、親を大切にしなければならない、尊敬しなさい、親孝行すべき、といったことが当たり前に言われてきたからです。

どんな言葉を浴びせられようが、親が正しい、敬いなさい。

そんな風に言われているように思えてならないからです。

すると子供は、何を言われても自分がおかしいのではないか、

自分がまだ幼いからわからないだけなのだ、と考えるようになり、自分の感情はなおざりにしてしまいます。

つらいな、苦しいな、楽しくないな、納得できないな、などと感じていることすら、

わからなくなります。

違和感を感じている自分に気づけません。

しまいには、自分の感情が全く分からない状態になります。

今何をしたいのか、どう感じているのか、自分のことなのに、感じられないのです。

頭がおかしくなりそうなくらいつらい。

でも仕方がないので、親の顔色を見つつ、どうすれば親に叱られずにすむかを頭で考えて演じるようになります。

一生懸命作り笑いをします。

そんな一日が終わるころには、もうぐったりです。

寝て起きれば、新しい朝がやってきます。

そして、また次の演技をして、作り笑いをして、一日一日をただ耐えるように生きていきます。

私は、そんな無駄な時間を、誰にも過ごしてほしくないのです。

少しでも早く、あなたがおかしいのではないことに、気づいてほしいのです。

岡田沙織さんが「あなたは何も悪くない」という本を出版されましたが、

まさにその通りです。

twitter.com

私は本当に開放されるまで、50年かかりました。

50年もの間、いったい何をしてきたのかと思います。

もっと早く気付くことはできなかったのか。

読書やセミナー、ゲシュタルト療法のセラピストの学び等で、自分の課題に向き合ってきたにもかかわらず、

しつこくまとわりつき、なかなか離れない、断ち切ることの難しい課題でした。

生きづらさを感じながらも、その原因が母親の言葉にあると、気づいていないケースもあります。

自分の体験を語ることで、同じ問題を抱えている方々が、少しでも早く気付くことができ、楽になれるのなら、そのために力を尽くしたいのです。

ばかばかしい無駄につらい日々より、目の前のことがいつも幸せに感じられる日々に、一日も早く戻ってほしいのです。

 

私は文章が苦手です。

うまく伝えることができるか、自信はありません。

でも、とりあえず始めてみよう。

そう思ってブログ開設しました。

 

完璧な親はいません。

毒親と呼ばれてしまう親たちにもいろいろな事情があり、育った環境、そのまた親との関係など、さまざまな要素が絡み合って今を生きています。

毒を吐かなければ彼らは立っていられなかったのだと思います。

そうするしか知らなかったのだと思います。

だったらなおのこと、その事実に1秒でも早く気付き、自分の人生を生きていきましょう。

自分の問題に向きあうことのできない親は、いくつになっても、一生毒を吐き続けます。

そんなものに短い人生を邪魔されてはたまりません。

1人でも多くの子供たち、昔は子供だった大人たち、そして毒を吐いてしまう母たちが、自分の人生をとりもどし、幸せを感じることができるよう、切に願っています。

拙い文章に、これからどうぞ、お付き合いください。

 

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