こんにちは。
たまこです。
毒親なんて、甘えだ。
そう言われるとイラッとします。
上手くいかないのを親のせいにして、
本当は自分が怠け者だっただけなのに、
そんなの甘えだ。
そこで、胸に手を当てて考えます。
私は本当に怠けていたのか。
努力が足りなかったのか。
辛かったのは自分がダメだからなのか。
えーい、違うやい。
冗談じゃありません。
幼い子供は、知恵も、言い返す力も、
大人と同じようにはありません。
お金だって持っていません。
ましてや、本当は、親のことが大好きです。
大好きな人から言われたことを、
忠実に守ろうとする、健気なヤツなんです。
9歳のたまこは、まだ幼い子供。
幼い自分に、今からでも、温かい声をかけてやろうではないですか。
よくがんばったねと。
甘えとは、「人の好意を当てにする気持ち」
と辞書にはかいてあります。
自力で解決できるのに、それをせずに、
他人が解決してくれるのをあてにして、何もせず待つことです。
毒親問題は、幼い子供が自力で解決できないことです。
子供は非力です。
甘えなんかじゃありません。
むしろ、毒親育ちの私たちは、時には人に甘えることができるようになった方がいい。
「助けて」が言えた方がいい。
私はそう思います。
ある舞台に出演していた時、
私の演じた妻が、子供に降りかかる不幸を嘆き、
悲しみのあまり、一緒に歩いている夫に倒れかかるというシーンがありました。
当初私は、膝をついて、その場にへたり込み、どちらかというと前方に倒れ込む演技をしていました。
肩を抱いて一緒に歩いているパートナーがいるのにです。
彼はどうして良いのやら分からず、オタオタさせてしまいました。
そうではなく、肩を抱いてくれているその腕に身を委ね、後方に倒れかかるようにしたら、一体感が生まれ、そのシーンを観た方が涙をそそられるほどになりました。
自分だけで抱えず、仲間に委ねる。
毒親育ちが習得すべき、大切なことです。
時には甘えていいんです。
Twitterで、時々、褒めて下さいと投稿されている方がいますが、それも同じ理由で私は良いと思っています。
これまで持っていなかった、
気持ちよく、上手に甘えられる術。
人は意外と、お願いされると喜んでやってくれます。
人からお願いされた時、ちょっと嬉しかった経験があるはずです。
持ちつ持たれつ、やっていきましょう。
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