毒母 毒親 

毒母の娘たまこのブログ

大人になっても毒母に苦しむ人を助けたい、たまこです。

時には甘えることを覚えた方がいい。

こんにちは。

たまこです。

 

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photo by AC

毒親なんて、甘えだ。

そう言われるとイラッとします。

 

上手くいかないのを親のせいにして、

本当は自分が怠け者だっただけなのに、

そんなの甘えだ。

 

そこで、胸に手を当てて考えます。

私は本当に怠けていたのか。

努力が足りなかったのか。

辛かったのは自分がダメだからなのか。

 

えーい、違うやい。

冗談じゃありません。

幼い子供は、知恵も、言い返す力も、

大人と同じようにはありません。

お金だって持っていません。

ましてや、本当は、親のことが大好きです。

大好きな人から言われたことを、

忠実に守ろうとする、健気なヤツなんです。

9歳のたまこは、まだ幼い子供。

幼い自分に、今からでも、温かい声をかけてやろうではないですか。

よくがんばったねと。

 

甘えとは、「人の好意を当てにする気持ち」

と辞書にはかいてあります。

自力で解決できるのに、それをせずに、

他人が解決してくれるのをあてにして、何もせず待つことです。

毒親問題は、幼い子供が自力で解決できないことです。

子供は非力です。

甘えなんかじゃありません。

 

むしろ、毒親育ちの私たちは、時には人に甘えることができるようになった方がいい。

「助けて」が言えた方がいい。

私はそう思います。

 

ある舞台に出演していた時、

私の演じた妻が、子供に降りかかる不幸を嘆き、

悲しみのあまり、一緒に歩いている夫に倒れかかるというシーンがありました。

当初私は、膝をついて、その場にへたり込み、どちらかというと前方に倒れ込む演技をしていました。

肩を抱いて一緒に歩いているパートナーがいるのにです。

彼はどうして良いのやら分からず、オタオタさせてしまいました。

そうではなく、肩を抱いてくれているその腕に身を委ね、後方に倒れかかるようにしたら、一体感が生まれ、そのシーンを観た方が涙をそそられるほどになりました。

 

自分だけで抱えず、仲間に委ねる。

毒親育ちが習得すべき、大切なことです。

時には甘えていいんです。

Twitterで、時々、褒めて下さいと投稿されている方がいますが、それも同じ理由で私は良いと思っています。

 

これまで持っていなかった、

気持ちよく、上手に甘えられる術。

人は意外と、お願いされると喜んでやってくれます。

人からお願いされた時、ちょっと嬉しかった経験があるはずです。

持ちつ持たれつ、やっていきましょう。

 

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